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It's a Sony. THE ONE AND ONLY. Digital Dream Kids Connected Identity like.no.other make.believe National / Panasonic Technics
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今回紹介するものはフィリップスAZ6826
これを2台ゲットしまして、見せられる画像は整備前で掃除もしていないため綿埃があったりして汚いですが何かの記録になればと思い過去にアップロードしました
2台とも微妙に違いがあり、サブ基板があったりタンタルコンデンサが基板上にあったりジャンパーする箇所が2台とも違ったり、なんだか設計上のミスでもあるのかと疑ってしまいそうになる様子です

他の人のページにトラバースデッキのゴムブッシュ部分を交換する記事がありますが、これはスピンドルモーターから漏れ出る潤滑油の問題と推測しています。
2台のウチ片方の個体はモーター付近から漏れ出たオイルで上下のバネを支えるゴムブッシュが劣化・硬化してボロボロになりそうながらも形は保っていました。ですがプラスチックのような硬化状態で間もなく限界というところ
もう一台はほとんど自作ブッシュで交換しないといけないくらいダメになっていました
使用しているオイルが十分に考え抜かれた物であればこうなることはなかった・・・?と出来の悪さを伺わせます

このことをツイッターなどでツイートしていたところ、リプライでヨーロッパメーカーの製品は5年も使えれば良い方。と言われて、理由は高温・多湿でタフな環境の日本はICまでも湿気で殺してしまうこともあるそうで

AZ6826の整備のためにわざわざニチコンMUSE F95シリーズのオーディオグレード・チップタンタルコンデンサを用意しました。できれば買いたくない部品ですが内部クリアランス的にこっちのほうが良いと判断しました。
ですがやってみて電源すら入らないという整備前と変わらない状況にテンション下がりっぱなし
おまけに基板の品質は今まで触ってきたPCDPで一番と言えるくらい低く、パターンはとても剥がれやすく表面実装電解コンデンサの取り外しに難儀しました

表面実装の取り外しは慣れていたつもりでしたがこんなにシビアな基板では取り外し方法の見直しが必要なようです・・気をつけてやったつもりですが2台とも数カ所ジャンパーさせてパターンカットを修正することになりました
チップコンデンサ実装・組立後に電源が入らなかったため、調整ポイントを弄ってみましたがうんともすんとも言わなかったので諦めて実装した部品を全部取り外して絶賛放置中です。

こんなことなら1台弄っただけにして未整備は流せばよかったかなと今更ながら後悔しています。
これが原因でフィリップス機は入手に積極的ではなくなりました。やはりソニー・パナソニック系が最高です

画像はこちらになります






この写真を撮った後に洗浄・乾燥、そして整備という流れです。洗浄は電解液を洗い流すのが主な目的です
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